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ロードサービスで車の鍵紛失を解決できるのか解説
車の鍵を紛失した時にロードサービスで解決できるのか解説します。
また、自動車保険の付帯サービスは利用できるのか、料金はいくらになるのか、ロードサービスが使えない時の解決方法なども解説していますので、役立てていただければ幸いです。
そもそもロードサービスで車の鍵紛失を解決できるのか
基本的にロードサービスのみで車の鍵紛失を解決することはできません。ロードサービスが行えるのはレッカーと鍵開けになるので、その場で鍵を作成することは不可能です。
また、鍵紛失だと無料サービスが有料での対応となる場合も多くあるため、思ったよりも費用がかかってしまうことがあります。
ただ、中には鍵紛失に対しても無料で対応してくれるロードサービスなどもありますし、うまく利用すれば安く解決できるかもしれないので、これから紹介する方法を試してみてください。
ロードサービスで車の鍵紛失を解決する方法
ロードサービスを活用して車の鍵紛失を解決する方法を解説します。
鍵紛失に対応しているロードサービスとそうでないロードサービスの場合に分けて解説しています。
鍵紛失に対応しているロードサービスの場合
その場で鍵を作成してくれたり、無料で修理工場などへレッカーしてくれたりするロードサービスの場合は、そこへ依頼するだけで大丈夫です。
到着次第、鍵開けや鍵作成を行ってくれます。特殊な鍵やイモビライザー付きの場合は近くの対応店舗などへレッカーすることになりますが、基本的に無料です。
SBI損保の「SBI損保安心ロードサービス プレミアム」やチューリッヒの自動車保険の付帯サービスでは、保険期間内に1回だけ鍵の紛失に無料で対応してくれます。
鍵紛失に対応していないロードサービスの場合
その場で鍵の作成ができないロードサービスの場合、自宅やディーラー、自動車修理工場へレッカーしてもらいましょう。
自宅にスペアキーがあれば、これまで通り、車を使うことができます。スペアキーが無ければ、ディーラーなどに鍵を作成してもらい、車を使えるようにするのが良いです。
レッカーする前に、ディーラーや自動車修理工場へ連絡をします。この時に営業時間や鍵作成に対応しているか、何が必要か、完成までにどれくらい時間がかかるのかなどを聞いておきましょう。
ロードサービスで車をレッカーした後の対処法
ロードサービスで車をレッカーした後、どのように鍵を作成してトラブルを解決するのでしょうか?
ディーラーなどにレッカーした場合と、家にレッカーした場合で解説します。
ディーラーや自動車修理工場に従う
レッカーした先がディーラーや自動車修理工場だった場合、そのまま鍵を作成してもらいましょう。そのままディーラーなどの指示に従ってもらえれば鍵を作成できます。
この段階で鍵が完成するまでの日数や料金、代車の有無などが確定しますので、納得して依頼するか、他の業者を探すかしてください。
即日対応の業者を探す
ディーラーなどに依頼すると、完成までの時間が数日かかる場合があります。家に帰って待つことができない、宿泊する場所もない状態なら、即日対応してくれる業者を探しましょう。
移動した先で鍵を作成し、イモビライザー登録もその場でしてくれる業者を選ぶと、その日の内に鍵を手にすることが可能です。
ロードサービスの業者によっては、鍵を作成してくれる業者を紹介してくれることもあります。
家にレッカーした後、スペアキーを作る
スペアキーが自宅にある場合、ディーラーなどにスペアキーの作成を依頼しましょう。
鍵が1本しかない状態で鍵を紛失すると作成料金が非常に高くなる可能性があります。また、運転する人が増えた時に、鍵が1本しかないとやりとりが面倒になるかもしれません。
スペアキーがある状態なら通常通り車を運転できるので、鍵が完成するまでに時間がかかってもあまり問題にならないと思います。
なので、ディーラーや鍵屋さんなどに鍵の作成を依頼し、一番安く作成してくれる業者に依頼するのが良いです。
ロードサービスで車の鍵紛失を解決する時の注意点
ロードサービスで車の鍵紛失を解決する時に注意することがあります。
これを守らないと余計な費用がかかってしまうかもしれません。
保険会社を経由する
自動車保険の付帯サービスを利用する場合、保険会社が用意した特設ダイヤルに連絡をしてください。そうでないと付帯サービスを利用することができず、自分で一般のロードサービスを使用したことになります。
後からロードサービスにかかったお金を保険会社に請求しても、保険が下りないこともあるので、必ず特設ダイヤルに連絡をしてください。
無料対応の距離
ロードサービスによっては、一定の距離までレッカー費用を無料にしてくれることがあります。JAFの会員だと15kmまで、保険会社だと30km~100kmまでというところが多いです。
無料の距離に応じて、どこに車を持って行くのが良いのか判断しましょう。自宅までの距離があまりにも離れている場合は近くの修理工場へ、近い場合は自宅へなど距離や料金を計算すると費用を安く抑えることができます。
ロードサービスの使用回数
自動車保険の付帯サービスの場合、ロードサービスの使用回数が決まっています。保険期間内に1回のみや年に1回のみというのが多いです。
上限を超えてしまうと有償での対応となるので、通常通りの費用が発生します。もし、費用が発生する場合は、他のロードサービスなどと比較して、安く済みそうなところに依頼しましょう。
鍵紛失は無料かどうか
自動車保険の付帯サービスによっては、鍵紛失時の対応が無料にならないかもしれません。鍵の作成はもちろん、レッカーの対応も有償という場合もあります。
自動車保険の付帯サービスを利用する前に、鍵紛失時のロードサービスは無料かどうかを確認し、他に安く済みそうなロードサービスはないのか探してみましょう。
ロードサービスで車の鍵紛失を解決できない条件
ロードサービスで車の鍵紛失を解決しようと思っても、条件によっては適さない場合があります。
これから紹介する条件に当てはまった場合、ロードサービス以外の解決方法も検討しましょう。
レッカーができない場所に車がある
レッカー車が入れないような場所に車があったり、トラックなどの大型車の鍵を紛失したりした場合、レッカー車による移動ができない可能性があります。
もし、レッカーによる移動を断られた場合は、鍵屋さんなどに鍵を作成してもらい、自分で車を動かせるようにしましょう。
鍵の作成に時間がかかる
ディーラーに鍵の作成を依頼すると1~2週間前後かかることが多いです。その日の内に鍵を手に入れたい方は、ロードサービスでディーラーに持ち込むよりも、鍵屋さんなどに鍵を作成してもらいましょう。
鍵の作成からイモビライザー登録までその日の内に行うことができるので、すぐに車を運転することができます。
鍵ができるまでの時間を知りたい方は、ディーラーや自動車修理工場へ依頼する前に確認しておくと安心です。
レッカーしたい場所までの距離が遠すぎる
旅行先から自宅までなど移動するまでの距離が遠すぎる場合、レッカーを断られる可能性があります。長距離の場合は、最寄りの修理工場などに移動されるため、スペアキーが自宅にあっても鍵を作成することが多いです。
車を旅行先に預け、後日取りに行くのは時間も交通費もかかります。なので、鍵屋さんなどすぐに鍵を作成してくれる業者を見つけ、その場で鍵を作成してもらった方が安く済むかもしれません。
すぐに鍵が欲しいなら鍵屋さんに依頼しよう
ロードサービスやディーラーが利用できない場合や、すぐに鍵を手に入れたい方は鍵屋さんを利用しましょう。
車のある場所まで駆けつけてその場で鍵を作成、イモビライザー登録もできるので、エンジンをかけることもできます。
車種や年式、状況によって対応できるかどうかや料金は異なりますので、電話で色々なことを確認しましょう。